「キャンディ」 60年代的ハチャメチャロリータエロティック 感想
ロリータ顔のスウェーデン美少女を狙う狼たち
ファッションに惹きつけられ女ともだちと見に行って、ちょっとはずかしかった映画。
原因は、すぐに襲われてあられもない格好になってしまう女子学生キャンディ。
でも、その甘い顔とは反対の真面目な発言をするところがまた、可愛い。
男の理想とする、可愛くってブロンドで、幼いのに体は女で、真面目なのにエロイという目を覆いたくなるように無防備なキャンディ。
教職者も庭師もその魅力にたぶらかされてしまう、勝手な男の妄想が詰め込まれたドタバタコメディ。最後は父親が理想の男のように登場するという、魔の作品。
ども、なぜか、憎めないのは、バカな男をもてあそぶキャンディいつまでも無垢なところだ。すれていかない明るさが貫いていて、一緒に笑ってしまう。
オオカミの中にはリンゴ・スター、シャルル・アズナブール、マーロン・ブランドといった大物が混ざっているところがまた、笑いを誘う。
エロを笑い飛ばす作品は、神経質にならずに見るのが良いという見本。60年代のファッションを感じる、記憶から消せない作品。