styloの映画日記

WEBライターによる映画の感想、コラムなど雑記ですが記していきます。

シャーロット・ランプリング

フランソワ・オゾン監督 「17歳」の危うすぎる輝き

『17歳』フランソワ・オゾン監督 2013年 フランス 17歳のコントロール不能な魅力 17歳の少女イザベル、自分ではすっかり大人だと思っているけれど、心はアンバランスだ。イザベルがバカンス中に駆け足で処女を失なった時、自分の中の少女だった部分が現れ、…

「まぼろし」 途方に暮れる妻シャーロット・ランプリングの美しい憂い 感想

熟年夫婦だからこその色香と淋しさ バカンスを過ごす海辺の別荘で、いつもの風景から当然消えた夫の姿。激しい動揺や取り乱した姿を晒し続けない妻の気丈な振る舞いが逆にリアルに感じる。 夫の替わりはいないと強く思う絆の深さが印象的なのはベッドシーン…