読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

styloの映画日記

WEBライターによる映画の感想、コラムなど雑記ですが記していきます。

ジュリエット・ビノシュ&ルー・ドラージュW主演 「待つ女たち」 イタリア映画祭レポート

2016年5月1日 有楽町朝日ホール イタリア映画祭 「待つ女たち」上映+監督の質疑応答 フランスだけでなくハリウッドにも進出し、今では大御所となったジュリエット・ビノシュと、新進気鋭、ほぼ無名だったルー・ドラージュのダブル主演。イタリアのシチリアを…

「黒水仙」 高潔で禁欲的な尼僧界のスキャンダル 感想

ナルシシズムを感じる高潔さを憎む 水仙は神話のナルシスにも通じる、うぬぼれ屋のイメージがある花で毒もある。黒水仙なんてものは存在していないのだけれど、ブラックなイメージが全開の作品だ。 ヒマラヤの奥地の教会に赴任してきた尼僧たちが、孤独と宗…

激しく、暗い、恋の映画 イザベル・アジャーニ 「カミーユ・クローデル」 感想

美し過ぎて怖い女優、若き日のイザベルアジャーニ演じる「カミーユ・クローデル」。不倫の恋の果てを描いた作品の感想です。

「コーラス」 ジャン・バティスト・モニエの天使の歌声が聞きたくて 感想

学校一のワルからコーラスのソリストに ジェラール・ジニョ演じる教師が赴任した学校では、やんちゃ盛りの男の子たちが問題ばかり起こしている。中でも一番のワル、問題児モランジュ(ジャン・バティスト。モニエ)に手を焼く。 しかし、モランジュは天使の…

「鑑定士と顔のない依頼人」 過去から動き出した時間 感想

敏腕鑑定士の目を欺くなら 明らかに怪しい電話依頼を受けたオークションの腕利き鑑定士バージル。罠だとわかっていても、姿を見せない「顔のない依頼人」に憑かれるように惹かれていった。 広場恐怖症というパニック障害を持つ依頼人、クレアは実はブロンド…

「イカとクジラ」ノア・バームバック監督の自伝的映画 感想

ノア・バームバック監督の自伝的作品「イカとクジラ」の感想。子どもにとって親は絶対的存在という時期がある。しかし、あるとき、親が完ぺきではないということに気づかされるタイミングがある…

仏サンリスの街が舞台「セラフィーヌの庭」 感想

サンリスのセラフィーヌ、純粋さゆえの苦しみ フランス、パリから北部に40キロ、サンリスには中世の街がそっくり残っている。旧市街は、石畳の細い路地。そのサンリスを舞台にした映画が「セラフィーヌの庭」だ。 セラフィーヌは、20世紀の女性画家で、自然…

オリヴィエ・アサイヤス監督 「夏時間の庭」 感想

www.allcinema.net 映画|夏時間の庭|オフィシャルサイト 家は風景画のように変わらない この作品は、印象派の画家達が愛したパリ郊外の小さな町、ヴァルモンドワを舞台にしている。そのため、夏の日差しをいっぱいに浴びた家と庭の風景が、美しくゆったり…

チャップリンが一人二役 「独裁者」 感想

独裁者と床屋の二役で笑わせる ユダヤ人街に暮らす床屋のチャーリーが記憶喪失になっている間に、世間ではユダヤ人弾圧・領土拡大のための戦争が広がっていた。それはチャーリーにそっくりの独裁者、ヒンケルの台頭によるものだった。 いつも通りの、とぼけ…